第71回日本栄養改善学会学術総会が大阪公立大学で行われました。
金曜日の夕方は、研究自由集会8で「管理栄養士に知ってほしいこと」というテーマで、飲酒・喫煙・睡眠についてお話ししました。リレートーク式で、「飲酒」を相模女子大学の水上先生が、「喫煙」を三好さんが、「睡眠」を仙台白百合女子大学の大久保先生がお話しし、最後に総合討論を行いました。
管理栄養士は栄養指導などを通して、その人の生活習慣や背景といった人生を良くすることが求められます。今後は、管理栄養士は栄養の指導のみならず、健康状態の裏側に抱えている問題なども考慮する必要があると考えられます。
土曜日は、院生の木村さんが「食品燃焼により発生する微量粒子状物質PM2.5」について、三好さんが「テキストマイニングを用いて検討した禁煙時の代償行動の検討」について話しました。
また、京都女子大学の栄養クリニックでは「50歳以上女性におけるスイミングスクール利用回数とロコモ度及び骨密度との関連」の発表を行いました。多くの方から質問をいただき有意義な発表となりました。