2017年6月19~20日に、京都大学医学部 創立百周年記念施設及び芝蘭会館で、第53回日本循環器病予防学会学術集会が開催され、大学院修士1回生の赤嶺さんが「食後高血糖者の身体特性及び食事内容~食後高血糖を見逃さないために~ 」のテーマで口頭発表を行いました。空腹時の血糖値が正常でも食後に高血糖の状態であると動脈硬化が生じやすいことが知られていますが、現在の空腹時血糖値のみを中心とした健診の検査だと、約2割の人の食後高血糖が見落とされてしまいます。今回の発表は、現在の健診制度の中でこの見落としをいかに減らすかについての検討を行いました。