東京の政策研究大学院大学で、日本摂食障害協会主催で管理栄養士向け講習会が開催され、大学院修士過程の岩井さんと宮脇が参加しました。今回は第1回で「やせ過ぎの若い女性や拒食症の栄養指導」をテーマに、政策研究大学院大学教授の堀田眞理先生と、東京女子医大附属病院の柴崎千絵里先生が講義をされました。摂食障害は医療機関にかかっていない潜在的な患者さんの人数を含めると、日本で十数万人いるとされます。また、摂食障害は食にも密接に関する疾患であるにもかかわらず、管理栄養士のかかわりがまだ少ない状況です。摂食障害の患者さんへのアプローチは、通常の栄養指導と違って、指導に独特のノウハウが必要ですが、今までこのような研修はほとんどありませんでした。今後、増加しつつある摂食障害の早期発見及び予防に向けて、管理栄養士も積極的にアプローチできる体制ができればと考えます。